井の中の法曹

司法試験事変

行政書士試験について

今回は、行政書士試験について、書いていきます。

 

  1.  行政書士試験の受験経歴
  2. 行政書士試験の対策と雑感
  3. なぜ、行政書士試験を受けたか

 

1、行政書士試験の受験経歴

 

 僕は、今まで、行政書士試験に2回受験しており、2度目の令和2年度試験に合格して

います。

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1度目の令和元年度の試験では、14点足りず、不合格となってしまいました(上記写真

左参照)。

なぜ落ちてしまったかというと、行政書士試験のメインである行政法の勉強が全く進ん

でいなかったからです。

 

二度目の令和2年度の試験では、しっかり行政法の勉強をした結果、合格することがで

きました(上記写真右参照)。

 

2、行政書士試験の対策

 行政書士試験の対策として使った教材は、LECの行政書士試験の過去問と予想模試だ

けです。ただ、これらの教材は、各1回解いただけです。

 

 

 

 

というのも、僕は、司法試験予備試験短答式試験対策のために辰巳の肢別本をやり込

んでいたので、取り立てて行政書士試験対策をする必要がなかったのです(行政書士

験と予備試験の短答式試験は出題範囲がかなり重なる)。

 

そのため、予備試験の受験生は、ある程度対策すれば、行政書士試験に比較的簡単に受

かることが可能であると思います。

 

では、法律初学者の方は、どうでしょうか?

僕は、一年未満の勉強でも受かると思います(僕は、1度落ちてしまいましたが)。

 

 

仮に、僕が法律初学者であったならば、予備校の基本講座を受講し、その後、過去問を

ひたすら解きまくります。

お金がなく、予備校の基本講座を受講できない場合でも、市販の基本書で勉強すれば、

十分事足ります。この場合は、行政書士試験の過去問集(論点の網羅性があるもの)を

解きつつ、分からないところがあれば、基本書やネット等で調べるという方法で、勉強

を進めます。

いずれにせよ、過去問を中心とした勉強をします。

 

 

3、なぜ、行政書士試験を受けたか

 

率直に言って、不安だったからです。

 

今現在、僕は、司法試験合格を目指して、勉強に励んでいますが、絶対に受かるという

保証はありません。仮に受からなかった場合、僕は、ただの法律に詳しいやつです。

 

法律に詳しいだけでは、ご飯は食べていけません。

 

そこで、司法試験に受からなかった場合の保険として、行政書士試験を受けました。

 

(もちろん、行政書士試験に合格したからといって、必ず、ご飯が食べていけるわけで

はありませんが、、、)